海浜幕張で不倫の慰謝料なら弁護士法人心 海浜幕張法律事務所

２　直接相手と連絡を取らずに済むこと

　一般論としても、法的な争いがある場合には直接連絡を取り合わない方が円滑な解決を望むことができます。

　特に不倫慰謝料請求は、不倫慰謝料を請求する側もされた側も感情が強く作用することが多い類型のものですので、弁護士を代理人として連絡を取り合うメリットは大きいといえます。

　弁護士を代理人としないと、話がこじれてしまい別の問題を発生させてしまう、証拠収集において行き過ぎた行為（犯罪になるものもあります）をしてしまう、時には危険な行為をしてしまう（危険な目に遭う）ということも考えられます。

３　法律・裁判例に則った適切な交渉ができること

　不倫慰謝料には、裁判例等を元にした相場が存在します。

　一般論には、数十万円～３００万円程度ですが、事案の内容によってある程度変わり得ます。

　不倫慰謝料を請求する側としては、弁護士を代理人とすることで、事案に応じた適切な金額を提示することができ、相手から相場を大きく下回る反論がなされた場合には訴訟に移行するなどの対応ができます。

　逆に、不倫慰謝料を請求された側としては、仮に法外な金額を提示されていても、相場に応じた適切な金額まで減額するよう話をすることも可能になります。

４　適切な資料、証拠収集方法のアドバイスを受けられること

　主に不倫慰謝料を請求する側の話となりますが、不倫慰謝料を請求する際には客観的な証拠が必要となります。

　特に訴訟になった場合には、客観的な証拠をもって不貞行為の存在を証明できなければなりません。

　証拠はとても大切なものですが、集め方には注意が必要です。

　例えば、不倫をしている配偶者のスマートフォンのパスワードを破ってデータを移す、不倫相手の住居やその敷地内に侵入して盗聴器やＧＰＳを仕掛ける、不倫相手をしつこく付け回すなどの行為をしてしまうと、逆に損害賠償請求をされたり、犯罪行為になってしまうことがあるためです。

　そのため、ご自身で具体的な行動を起こす前に弁護士に依頼し、適切な証拠収集ができるようにすることが大切です。